印材のサイズについて

使用用途と性別により、一般的に適したサイズを上記一覧にいたしております。実際に印材に触れて、大きさやフィーリングをご確認いただき、お好みの印材、お好みのサイズの印材をお選びいただければと存じます。

 

店舗には、経験豊富な印鑑アドバイザーが常駐いたしております。ご不明点、ご相談等ございましたらお気軽にご相談ください。

 

 

個人印の印材サイズ(印材の直径)は、ご使用目的や用途によってお選びいただけるよう10.5mm18mmまでご準備いたしております。

用途によって、また、印材の材質・価格などからご自分に合ったものをお選びください。

 

 

 

印材の材質

当店で常備いたしております印材は、本象牙、牛角、黒水牛、間伐材、柘植、水晶等貴石印です。

象牙

印材の中では最高級品です。これ以上の印材はないとまで言われ、見た目の美しさだけではなく、耐久性にも優れており、朱肉の吸着性が良いためいつまでも鮮明な印影を得ることができます。独自の落ち着いた色と手触り感、重量感、高級感のどれをとっても象牙の右に出るものはありません。当店では、政府に認定された最高品質の本象牙(芯持ち極上品・極上品・高級品・横目芯持ち極上品)を取り扱っております。

 

オランダ水牛(牛角)

オーストラリア産の水牛の角です。象牙に次ぐ耐久性、押印性を持っています。模様がなく透明度のあるオランダ水牛の中でも最高級品、「純白・芯持ち極上品」と天然縞模様が少し入った「芯持ち極上品」、いずれも芯がある角の中心部分の芯持(しんもち)という部分を厳選して使用しております。また見た目の美しさから、女性にも人気があります。

 

楓(カエデ)

環境保全を考慮した計画的な管理のもとで伐採された楓(かえで)を、樹脂と特殊な技術で固めて作った印材です。変形やひび割れにとても強く、生涯使って頂けるだけの頑丈さを持っています。朱肉の吸着性も良く、木目の美しさ、手触り、質感など、どれをとっても申し分ありません。虎目模様と光沢が高級感を十分に演出しています。環境を考慮した印材なので、官公庁・環境関連企業団体に推奨されています。

 

アグニ

天然樹木60%と合成樹脂40%の結合圧縮強化木材で、通常の木材よりも数倍強く粘りもありヒビ割れにも非常に強い新木材です。その見た目は、光沢のある深紅に木目をイメージした相模様が、優雅な色彩と気品さを漂わせ、人気上昇中の印材です。

 

黒水牛

東南アジアの水牛の角です。象牙、オランダ水牛と並ぶ代表的な印材です。当店では、芯が通った角の中心部分の芯持(しんもち)はもちろん、芯が小さい角の先端部の、最も希少な極上品だけを厳選して使用しております。その黒く艶やかな見た目は、象牙を凌ぐ重厚感と風格さえ漂わせています。

 

本柘植

天然木材の中で、最も繊維が緻密で耐久性に優れているため古くから多方面で使われてきた伝統的な印材です。くしや簪(カンザシ)に使われているといえば、ご存じの方も少なくないと思います。本柘植と呼ばれる印材は、国内産の柘植のことで、島柘(御蔵島・三宅島産)と薩摩柘(鹿児島産)が有名です。当店の本柘植は、最高級とされる鹿児島産の薩摩本柘植を使用しております。

 

アカネ

東南アジア産の柘植で、シャム柘植のことをアカネと表記しています。木材系の印材の中でも、古くから親しまれている印材ですが、国内産の柘植と明確に分類するために、印章業界では、外国産の柘植をアカネと称しています。柘は、木材の中では硬くて丈夫ですが、東南アジアの高温多湿な地で育つ柘のため、成長が早い分、国内産と比べ目が粗く水分が多いため、丁寧に乾燥などの加工を行った印材でなければなりません。